『iPhone SDKの教科書』はかなりいい入門書だった

iPhone SDKの教科書―Cocoa Touchプログラミング、最初の一歩
赤松 正行
秀和システム
売り上げランキング: 3792
おすすめ度の平均: 4.0

4 アプリケーションの開発に初めて取り組む人に。
4 やっといい本がでた。

iPhoneアプリ開発の最初のステップとしては現在最良の入門書だと思う。
分かりやすくていい本。

とにかく自分の作ったアプリがiPhoneやiPod Touch上で動く楽しさを手軽に味わえる点がとても良い。
画像や効果音の素材がサポートページからダウンロードできるので、それらを使うと見栄えの点でもいいかんじのものができあがるのもうれしい。
楽しさ重要。

他の初心者本がまずは座学で理屈から教える先生なら、この本は実技でお手本を見せてくれる先生といったかんじがする。

内容はiPhone SDKのインストールの説明からはじまるので、完全初心者でも安心。
そういった部分が読み飛ばせるくらいの人はすっとばしてサンプルアプリ作成から行くもよし。

アプリの作成はアイデアを形にするまでの制作の流れなども説明されていて、かなり実践的内容。
また作成の手順説明が操作のスクリーンショットを交えて丁寧でかなり分かりやすい内容になっている。
レシピ通りに進めていけばほとんど迷わず読み進めていくことができるだろう。

この本に従って進んで行くと最終的にサンプルアプリを6つ作ることになる。
数作ることで、操作を反復することになり開発の要領を体で覚えることができるのもいいんじゃないだろうか。

一方でサンプルコードに含まれるクラスやメソッドの説明は最小限にとどめられている。
ただそのおかげでサンプルアプリの作成がテンポ良く進められるようになっているような気がするので、それはむしろプラス評価。

足りない点へのフォローとしてはレシピ通りにサンプルアプリを作って終わり、とならないように、そこから先のステップに進む道筋として改良アイデアを提示して促したり、補足資料としてドキュメントやコミュニティへのポインタを設けたりもしている。

ということでこの本を読み終わったら、提示されたアイデアや自分のアイデアを形にする過程で別の本とかAppleの公式リファレンスで調べていけばいいだろう。
そしたら脱初心者。

で、別の本に関しては何冊か本屋でパラパラ立ち読みしてみたけど、入門の部分がすめばあとはリファレンスで足りるような気がした。
とりあえず自分はこの本で入門はすんだので、あとはしばらく公式のリファレンスでがんばってみようかと思っている。
(翻訳が変と評判の『iPhone デベロッパーズ クックブック』だけちょっと気になっているけど)

もうちょい本で基礎を勉強したいよという人は『基礎からのiPhone SDK』あたりが二冊目によさげな気がする。

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