メンテしやすいCSSを書くための本
8月の頭くらいにちょっと行き詰まっていたことがあった。
それはごちゃごちゃになったCSSのメンテナンスだ。
作って後はノータッチでいいのであれば適当にCSSを書いて行っても特に問題はないのだが、継続的に変更を加えていくような場合には困ったことになる。というか実際困った。
なので後々のメンテナンスのことも考えてCSSを書いて行く必要があるということを痛感したのだけれど、じゃあそれってどうしたらいいのと言われると全く分からなかった。
そんなときにmoongiftの中の人に紹介してもらったのが以下の本。
CSSデザインをする上でのガイドラインやHowTo、Q&Aにトラブルシューティングなどが載っていて、特にガイドラインとHowToの部分はズバリ欲しい情報だった。
Webプロフェッショナルのための黄金則 XHTML+CSS虎の巻 (Web Designing BOOKS)
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大藤 幹
毎日コミュニケーションズ
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おすすめ度の平均:
さすがの高水準。文句のない信頼性。
テーマ毎に無駄なくまとめられた珠玉の一冊
要所がまとめられている
すぐに理解できて非常に参考になったのが以下の二つの項目。
- div要素を使いすぎない
- id属性とclass属性を適切に使う
HTMLやCSSのソースもできるだけシンプルを保ち、id属性とclass属性の意味や優先順位をちゃんと理解して使うだけでだいぶ違う。
既存の成果物に完全に反映できてはいないが、壁にぶち当たったときに都度適用していくことでだいぶやりやすくなった。
CSSの書き方というと文法や望んだレイアウトを実現するためにはどうするかと言ったことを紹介してる本は多いが、実際的なガイドラインを紹介しているものは少ない。
そう言う意味でCSSを書く全ての人にオススメできる本。簡にして要を得ていてさくさく読み進められる点もよい。