CentOSにyumのインストール

普通は最初から入っているものだけれど、レンタルサーバなどでは入ってないこともあるので入れる手順をメモ。
yumを入れてパッケージの自動アップデートを有効にするまで。

yumのインストール

まずバージョン確認。

$ cat /etc/redhat-release

CentOS 5.2だったのでそれにあったパッケージをriken.jpとかから落とす。

$ wget ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.2/os/x86_64/CentOS/yum-3.2.8-9.el5.centos.1.noarch.rpm
$ wget ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.2/os/x86_64/CentOS/yum-metadata-parser-1.1.2-2.el5.x86_64.rpm
$ wget ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.2/os/x86_64/CentOS/python-elementtree-1.2.6-5.x86_64.rpm
$ wget ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.2/os/x86_64/CentOS/python-urlgrabber-3.1.0-2.noarch.rpm
$ wget ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.2/os/x86_64/CentOS/python-sqlite-1.1.7-1.2.1.x86_64.rpm
$ wget ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.2/os/x86_64/CentOS/m2crypto-0.16-6.el5.2.x86_64.rpm
$ wget ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.2/os/x86_64/CentOS/rpm-python-4.4.2-48.el5.x86_64.rpm
$ wget ftp://ftp.riken.jp/Linux/centos/5.2/os/x86_64/CentOS/python-iniparse-0.2.3-4.el5.noarch.rpm
$ sudo rpm -ivh *

yum-3.2.8-9.el5.centos.1.noarch.rpmを単体で入れようとすると何が足りないか教えてくれるので、表示されたパッケージを全部持ってきて入れたらよい。

これでインストール完了。
ついでによさげなミラーから落としてきてくれるように以下のパッケージも入れておく。

$ sudo yum -y install yum-fastestmirror

自動アップデートの設定

yumによるパッケージ自動アップデートの手段としてyum-updatesdやyum-cronがあるが、シンプルなyum-cronをチョイス。
yum-updatesdは常駐型なのでその分リソースを食うが、yum-cronはcronでyumを叩くだけなので特別なリソースを必要としない。

$ sudo yum -y install yum-cron
$ sudo /etc/init.d/yum-cron start
$ sudo /sbin/chkconfig yum-cron on

startするってことはこっちも常駐するdaemonなんじゃないの?という気がするが、cronでyumを動かすかどうかを判断するためのロックファイルを作ってるだけなのでdaemonではない。

yum-cronの設定ファイル

/etc/sysconfig/yum-cronを編集することで自動アップデートの動作を変えることができる。

 # Don't install, just check (valid: yes|no)
CHECK_ONLY=no
# Don't install, just check and download (valid: yes|no)
# Implies CHECK_ONLY=yes (gotta check first to see what to download)
DOWNLOAD_ONLY=no

デフォルトではアップデートされたパッケージのチェック、ダウンロード、インストールまでを行うようになっている。
CHECK_ONLY=yesにすればチェックのみ、DOWNLOAD_ONLY=yesにすればチェックしてダウンロードするのみ。
自動でアップデートをインストールして欲しくない場合はこの設定ファイルをいじればよい。

参考

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