EOLによるサーバー移行はその1年前を完遂目標とすべし
いよいよCentOS6のEOLが目前に迫ってきた。2020年11月30日である。
まだ未対応だとしたらそれはかなり遅いと言わざるを得ない。
そしてその遅いと言わざるを得ないシステムをいくつか抱えている身としては、なかなかにしんどいこれから2ヶ月になりそうだ。
本来なら1ヶ月前でも余裕をもって対応できるはずであったが、不覚にもスケジュールは遅れると言うことを失念していたのである。
でもさあ・・・自信満々に「絶対」って言ってたじゃないですか・・・
このエントリを書く動機の半分はそういう割を食ったことに対する愚痴だ。
1ヶ月前には絶対終わらすって言ったな、あれは嘘だ
EOLの1ヶ月程度前である10月中の移行完了を目標としていたシステムが自分の観測範囲にいくつかあるのだが、だいたい各所の進捗の遅れが発生していて、結果リスクを承知でEOLを迎えてもしばらく使うことになっていたり、急遽こちらに移行作業のお鉢が回ってきたりしている。
遅れの理由としては
- 実際に移行作業の段取りをつけようとしたら思ったより時間がかかることが判明した
- 開発のスケジュールと被っていてそちらに時間を割けない
などなど。だいたい計画や調整のミスなんだけど。
ともあれ「1ヶ月前には絶対終わらすって言ったな、あれは嘘だ」って言われると、言われたのが半年くらい前でも割ともう手の打ちようがなかったりする。
EOL1年前の移行をデフォに
こうしてみると1ヶ月の余裕はあまりに少なすぎるので、1年は余裕を持った方がいいなと強く感じた次第。
自分でも1ヶ月前までに移行と見積もっていたシステムがあり、それ単体では問題なく移行できるのだが、よそから不意に降ってくるものと被る可能性を考えるともっと早めにやっておくに越したことはない。
今回の件を教訓としてEOL1年前移行は強く推していきたい。
EOLの前にサ終予定だから対応しなくていいよね
としていたが継続が決定したので移行が必要になったというパターンもあって、そういうのは割とどうしようもないが。
ただできればそういう場合でも1年前移行を推していきたいものだ。