Google AnalyticsのReporting APIを試してみる
Reporting API v4の概要からスタート。
ローカルのプログラムからアクセスする用途はサービスアプリケーションということになる。
サービスアプリケーションから簡単にAPIを利用するためのクライアントライブラリとしてはJava、Python、PHPのものが用意されている。
お試しなのでひとまずPythonを選んで、APIの利用準備からサンプル作成までPythonのクイックスタートの通りにやればOK。
Google Analyticsの設定だけでなくGCPでの設定も必要になるので少しめんどくさいんだわ。
準備
クイックスタートの手順を軽く俯瞰できるように整理。
具体的な画面の操作は以下がスクショ付きで分かりやすい。
参考: Google アナリティクス Reporting API v4を使用してデータ取得する
APIを有効にしてサービスアカウントキーを作る
まずGCPでAPIとサービスアカウントの準備が必要となる。
- GCPで新しいプロジェクトを作る
- Google Analytics Reporting APIを有効にする
- サービスアカウントを作る
- サービスアカウントのキーを作る（JSONのファイルとしてダウンロード）
Google Analyticsの設定
サービスアカウントをGAのユーザーとして追加してGoogle Analyticsへのアクセス権限を与える。
- 管理 > アカウントのアクセス管理 > ユーザーを追加
- 権限は「表示と分析」のみ
サンプルスクリプトの作成
- クライアントライブラリのインストール
- サンプルスクリプトの作成
クライアントライブラリはgoogle-api-python-client。
手元のWSL2のUbuntu 18.04 LTSだとoauth2clientも必要だったので以下のようにインストール。
pip3 install google-api-python-client oauth2clientサンプルスクリプトからはサービスアカウントキーとGAのビューIDを使ってAPIにアクセスする。
あらかじめJSONファイルをスクリプトから読み込める場所に置いておく。
とりあえず上記クイックスタートのものをコピペでOK。
KEY_FILE_LOCATIONとVIEW_IDだけ自分の環境にあったものに書き換える。
サンプルが動いたらあとは普通のWebAPIを使ったプログラミングなのでReporting APIのリファレンスを見ながらやっていけばヨシ。
APIで指定するディメンションとメトリクスはDimensions & Metrics Explorerで検索する。
