カバレッジの厳密さにどこまでこだわるか

rcovは行カバレッジのツールなので、次のようなコードでは問題なくカバレッジを判定できる。
@itemがnilであるケースがテストされていなければ2行目のカバレッジは赤だ。

if @item.nil?
  return render(:nothing => true, :status => '404 Not Found')
end

しかし次のようなコードでは if の結果がどちらに分岐してもカバーしているとみなされる。
@itemがnilであるケースがテストされていなくてもカバレッジはパスする。

return render(:nothing => true, :status => '404 Not Found') if @item.nil?

ということなのでif修飾子を使うのはやめた方がよい。おわり。

.
.
.

というのはウソで、カバレッジの厳密さにこだわってコードの書き方を変える必要はないと思う。
カバレッジは所詮目安なんだから。

あと100%である必要もないし、100%であることを強制するのはナンセンス。
中身の薄いテストでも100%にするだけならできるわけなので。

でもまあTDDで開発してたら自然と100%になる気はするなぁ。
100%にする必要はないと言ったけど、100%だったらやっぱり気持ちいいな。
だからTDDは気持ちいい。

うむ、なんだかきれいにまとまった気がする。(ほんとか?)

参考

コード品質を追求する: カバレッジ・レポートに騙されないために