Ti.Appにオブジェクトをくっつけてグローバル変数的に使う
Ti.Appはグローバルなオブジェクトなので、これにメソッドやプロパティをくっつけるとTi.Appを介してどこからでも使えるようになる。
Ti.Appってそうやって使っていいものなのかという疑問は残るが、いろんなソース片を見る限り割と普通に使われているテクニックな模様。
サンプルコード
究極に簡単なものをひとつ。
app.js
Ti.App.foo = "FOO!"; var win = Ti.UI.createWindow({url: 'lib/win1.js', title:'Window 1'}); win.open();
lib/win1.js
alert(Ti.App.foo);
使いどころ
NavigatoinGroupを、TabGroupまかせではなく、直接使おうとしたときなんかは使いどころだと思う。
Window間でいちいち変数を持ち回るのもめんどくさいので。
セッション変数的に使ったり、アプリケーション定数の保持なんかにもいいのではないかと。
注意点
衝突を避ける
Ti.Appの既存のメソッドやプロパティを上書きしないように注意する必要がある。
これに関してはネームスペースを作ってやると確実。今後増える可能性もあるしね。
Ti.App.jp.brassworks.foo = "FOO!";
ただあんまり長くなりすぎるのも使いにくいので、適当に略語にしてしまったりとか。
Ti.App.jb.foo = "FOO!";
メモリ
グローバルなオブジェクトになるので、存在する限りアプリの終了までメモリを専有し続ける。
なので、あまり大きなオブジェクトを入れない、用がすんだら消すなど。
グローバル変数の落とし穴
グローバルであるがゆえに退治しにくいバグを作ってしまう原因にもなりかねないので、ご利用は計画的に。