Unity初心者本をいくつか読んで

完全に趣味でゲーム作りたいと思いUnityをちょいちょい触っている今日この頃。
初心者本を三冊くらい読んでチュートリアルを進めていけるくらいにはなった。


Unity2017入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作


Unity2017入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作

通称ひよこ本。完全初心者向けの教科書的な本。
手を動かしてUnityに慣れる目的ではいいかも。

抑揚にとぼしい一本道のRPGのような内容で、最後まで読んだ後なんとなくやり遂げた感はあるが、学んだことがあまり頭に残らない。
初心者が一歩を踏み出すための本だが、その先の道は示されていないかんじ。

ある程度プログラミング経験がある人には物足りない内容。
この本が悪いというわけではなく自分が想定読者ではなかったという話かと。

もうすぐ2018年版が出るらしい。


Unityの教科書 Unity 2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座


Unityの教科書 Unity 2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座

それは何なのか、それをするのは何故なのか、という説明がひよこ本より充実している。教科書とタイトルにあるが、教科書みたいに無味乾燥な内容ではない。
サンプルの実装はゲームの設計から、その設計を実現するためにどうしたら良いか、という流れで進んでいき、緩急があって割と楽しく読める。

あとイラストがかわいい。


Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門


Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門

同じく初心者向けの本だが、上記二冊よりもより実践的な内容。Unity2017準拠だが2018でも問題なく使える。
フリー素材の見つけ方なども書いてあって今後に繋がる感あり。

流行りのゲームのトレンドや収益化の方法などにも踏み込んでいて、ゲーム作りの世界が全く分からない人間にとっては非常に面白い。


個人的なおすすめは一冊だけならUnityの寺子屋、二冊ならUnityの教科書。
二冊分手を動かすことでだいぶ慣れてくるのと、内容を照らし合わせることで理解が深まる面があるので、二冊とも読むのがおすすめ。

Unity入門は完全初心者なら、と言いたいところだけど、そう言う人もほかの二冊でいいように思える。個人の意見ですが。