Interface Builderよ、さようなら
というわけでここ数日の間に「Interface Builder使わない派」にめでたくクラスチェンジしました。
今までは「ケースバイケースでInterface Builderも有り派」という穏健な一派に属していたが、iPhone SDKの理解度が上がるにつれ必要性を感じなくなってきたと言う。
そもそもInterface Builderを使うメリットは
- UIのデザインがGUIベースですばやく簡単にできる
というものだが、この機能で物足りなく感じていたこととして
- UIの動きまではわからない
- Xcodeとの連携がシームレスと言えるほどではない
静的なUIの設計部分はさくさく気持ちよくできるものの、動かさないと分からないと言った面もあるわけで、要するにInterface Builderの中でUI設計が完結しないところがイマイチだなあと。
またコードとの連携の簡単さに関しては10年くらい前にさわったきりのVBとかDelphi以下と思う。めんどくさい。
加えてコードからUIをいじることに慣れてきたので、下手するとコードで書く方がInterface Builderを使うよりも楽に感じるようにもなってきた。
動かないUIのスケッチならペーパープロトタイピングでやれば十分だし。
要するに自分の中ではInterface Builderを使うメリットが完全になくなったというわけです。
一方デメリットの方は依然として生きていて
- Xcodeとの連携の仕方を覚えなくてはならない(忘れるたびに覚え直し!)
- Interface Builderで作ったオブジェクトに余計なオプションがついていたりして意図通り動かないことがある
- コードを書いてる最中にInterface Builderにスイッチする脳のコストが大きい
とまあいろいろ。
ほぼ満場一致でInterface Builderにはご退場願いました。
あでぃおす!