Android開発環境の構築
備忘メモ。
IDEを使う気は今のところないのでシェルとVimでがんばる方針。
開発マシンはUbuntu 9.10 or Mac(Snow Leoperd)。
手順は以下。
* Java環境の整備
* Android SDKをインストール
* AVD(仮想デバイス)を作る
* プロジェクトを作る
* Hello worldしてみる
Java環境の整備
MacはSnow Leoperdに最初から入ってるやつを使う。
Ubuntuは以下のコマンドでインストール。antも入れておく。
$ sudo apt-get install sun-java6-jdk ant
64bit版の場合はia32-libsというパッケージもいるらしい。
Android SDKをインストール
以下のページからそれぞれのプラットフォームに対応したものを落とす。
落としたものを展開。
展開されたディレクトリ名には「-mac_86」とか「-linux_86」とか書いてあるけども、パス設定を共通にしたいのでその部分を取り除いて/opt/local以下に置く。
その上でandroid-sdk/toolsにパスを通す。激しく手動。
$ export PATH=/opt/local/android-sdk/tools:$PATH
.zshrcにも書いておく。
ここまでやった時点で
$ android
とコマンドを実行すると「Android SDK and ADV Manager」なるGUIが立ち上がる。
左メニューからInstalled Packageを選択して「Update all」するといろいろと落ちてくる。
これで一応SDKのインストールは完了。
AVD(仮想デバイス)を作る
仮想デバイスはいわゆるシミュレータ。
実機がなくてもAndroidアプリの動作確認ができる。
AVDの作成は上記のGUIでもできるがコマンドラインでも簡単にできる。
$ android create avd -n A16 -t 4
-nは –name の略。
適当に任意の仮想デバイス名をつける。
-tは –target の略。
仮想デバイスのOSバージョンごとに決まっているIDを指定するのだが、これは連番で振られているようだ。
どのIDがどのバージョンに対応しているかはGUIでの作成を見たら表示順でなんとなくわかる。たぶんどこかにまとまっているのだろうけど。
作成した仮想デバイスは以下のコマンドで起動できる。
$ emulator -avd A16
起動にはちょっと時間がかかる。
まあここまではIDEに依存しているわけではないので、GUIでもいいでしょう。
プロジェクトを作る
EclipseなどのIDEを使わない場合はコマンドラインで。従ってここからはコマンドライン必須。
$ android create project -n HelloWorld -t 4 -p /path/to/project -a HelloWorld -k com.example.Hello
これでできた。
オプションの詳細はDeveloping In Other IDEs | Android Developers参照。
Hello worldしてみる
作ったプロジェクトのディレクトリに移動してコードを書く。
コードは以下のチュートリアル通りに。
Hello, World | Android Developers
仮想デバイスで動かすときだけ以下のコマンド。
このantタスクはデバイスにアプリをインストールするためのadbというコマンドをラップしてくれているっぽい。
$ ant install
これで仮想デバイスにインストールされたアプリを起動すると、感動のHelloWorldが!
なおデバイスを起動しておかないとインストールできないので注意。
これで環境構築はおしまい。
あとはSDKのドキュメントなど読んでアプリ開発がんばる。
参考
- Installing the SDK | Android Developers
- Developing In Other IDEs | Android Developers
- Ubuntu 9.04 に JDK をインストールする – Masaki Katakai’s Weblog
- Shellとvim上で開発する方法(Android) – ARGENTO CUORE
ほか公式のDev Guideにいろいろとまとまっている。
“Android開発環境の構築” に対して2件のコメントがあります。
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私も最近EclipseとAndroidSDK、AVDを入れて遊んでます。
Eclipseに慣れるのが大変ですね。
まずは自分のSmartQ5用のアプリを作ってみたい所です。
Eclipseはいろいろ覚えることが多いですからしんどいですよね。
使いこなすとパワフルなツールなんでしょうが。
何かできたらキャンプの時見せてくださいませ!