自作PCのWindows10再インストール
いまだに自作PCのディスク100%問題が直らないので、RAIDを解除して普通のSSDとして使ってみようということで先日再インストールしたメモ。
結局解決はしなかったがすぐに環境を再構築できたことには満足している。
やはりWSLのエクスポートとインポートができるのが大きい。
ファイルのバックアップ
- WSLのUbuntuをエクスポートしたファイル
- 写真
- Lightroomのカタログ
WSLのエクスポートは割と時間がかかった。1時間弱。エクスポートしたファイルは140GB弱。
写真のバックアップも800GB弱を外付けHDDにコピーしたら3時間くらいかかってしまった。
他のファイルはOneDriveで同期するのでバックアップ不要。
きちんと同期していることだけ確認しておく。
OSの再インストール
マザボのRAIDアレイを消去して3枚のSSDとしてセットアップ。
あとはUSBで作っておいたインストールメディアでサクッと。
ソフトウェアのインストール
- VSCode
- Hyper(ターミナルソフト)
- Adobe Creative Cloud
- Lightroom
- Docker Desktop
- Chrome
- Firefox
- Teams
- Figma
- Android Studio
- .NET SDK(5.0以降)
- Scoop
- Git(Scoopで)
- GIGABYTEのサイトから各種ドライバを落として最新版に
- NVIDIAのサイトからGPUドライバを落として最新版に
とりあえず直近で使うもののみ。
設定
- Hyperの設定
- VSCodeの同期(GitHub)
- WSLのカーネルアップデート
- バックアップしていたUbuntuのインポート
- Ctrl2Cap
- IMEのキー設定(無変換/変換でIMEオンオフ)
- キーリピートの調整
- トラックボールのホイールをナチュラルスクロールに
- 高速スタートアップのオフ
- 写真のリカバリー
操作していて違和感を感じたら都度ググって解決するスタイル。
だけどせっかくなので今回やったことをメモっておく。
Hyperの設定
ハンバーガーメニューから「Edit」>「Preference」で設定ファイルが開くので編集。
shell: 'C:\\Windows\\System32\\wsl.exe',
shellArgs: ['~'],
VSCodeの同期(GitHub)
メニューから「ファイル」>「ユーザー設定」>「設定の同期」
同期に使うアカウントはMicroSoftとGitHubのどちらかを選べるが、以前GitHubで同期していたのでGitHub。
これで旧環境がさくっと復元された。
WSLのLinuxカーネルアップデート
Windows 10 用 Windows Subsystem for Linux のインストール ガイドから「x64 マシン用 WSL2 Linux カーネル更新プログラム パッケージ」をダウンロードして実行。
バックアップしていたUbuntuのインポート
エクスポートと違いインポートは割と早く終わる。
ただ140GB弱のファイルを外付けHDDからSSDに移すのにはけっこう時間がかかった。
コマンドのhistoryも生きてるので再インストール前と変わらず操作できるしすばらしい。
Ctrl2Cap
Ctrl2Cap v2.0をダウンロード。
展開したらPowershellでそのディレクトリまで移動して
ctrl2cap /install
exeダブルクリックじゃ何も起きないので注意。
IMEのキー設定(無変換/変換でIMEオンオフ)
Windowsの無変換変換キーをMacの英数かなキーのように使うの通り。
キーリピートの調整
レジストリエディタで「HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Accessibility\Keyboard Response」まで移動して以下の値を調整して再起動。
AutoRepeatDelay = 200
AutoRepeatRate = 50
DelayBeforeAcceptance = 0
Flags = 59
しっくり来るリピート間隔になるまで何度か再起動して調整した。
トラックボールのホイールをナチュラルスクロールに
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\HID\VID_047D&PID_8018&MI_00&Col01\b&29b8e1a1&0&0000\Device Parameters」で以下の値を調整して再起動。
FlipFlopWheel = 1
参考: Windowsのマウススクロールの方向をMacと同じ自然な方向(ナチュラル)に設定を変更する方法
高速スタートアップのオフ
WSL上でウェブサーバーを立ち上げた際にlocalhostでアクセスできなくなることがあるのでオフった。
SSDだと恩恵を感じないし単なるトラブルの元。
参考: WSL2内で立ち上げたサーバにWindows側からlocalhostで接続する
写真のリカバリー
Dドライブに入れた。外付けHDDからのコピーはやはり時間がかかる。
でもこれで次回の再インストール時はコピーしなくていい(バックアップは取っておくけど)